こんにちは。こんにちは!kohei(@heisan113)です!
2022年がもう少しで終わろうとしている。ざっくりと1年を振り返りたい。
現在の会社(スタートアップ)に転職したのが2020年1月。もうすぐ3年になる。
スタートアップにいると、もちろんだけど日々変化が激しく、良い意味で今の自分でいることは「退化」を意味する場合がある。
変化に適応することも大事だし、自分なりのビジョンをもって積極的に変化をしていくことが必要だと感じることが多い。
そのために、色んな方法を探ってきた。そして、今年はより本格的にその準備もしてきた1年だったと思う。
大学院受験に向けて行動した2022年
2022年11月24日、九州大学大学院経済学府産業マネジメント専攻(通称、QBS)の一般選抜に無事に合格することができた。(合格発表が日本がドイツ戦で逆転勝ちした次の日だったので、持っているなぁと思ったw)
2021年頃から少しずつ興味を持つようになり、2021年の秋頃にQBSの講義を一般向けに体験授業として公開してくれていて、参加させてもらったこともある。
2022年の春頃から少しずつ行動を開始した。その時点で、民間のビジネススクールも含めて検討し、最終的にはQBS一本でほぼほぼ絞り込んでいた。
少しでも合格の可能性を高めるために、やれることは概ねやれたかなと感じている。仕事をしながら準備をすることは決して簡単ではなくて、時間との戦いでもあったし、自分との戦いでもあった。
この辺の具体的なお話はまた別の記事で書きたいと思っている。
ひたまず今年の目標にしていたQBSに合格できたことは本当に良かったし、またこれを機に、自分の人生を1つ前に進めることができると確信している。
劇的な環境の変化の多かった1年
スタートアップで働いていると色々な経験をさせてもらえるのがメリットの1つでもある。こちらのPR TIMESでもリリースされたが、子会社(HafH USC)が新たに設立された。
顧客に対するサポートやサクサスのあり方を改めてリデザインして、価値をしっかり作り、プロモーターを育てていくということや、フロントで顧客に向き合うメンバーのより良い職場環境作りやカルチャーも含めての、中長期的な判断に基づくもの。
それに伴い、新会社のMVV策定(ミッション、ビジョン、バリュー)、立ち上げの準備、組織編成、今後の事業戦略などカスタマーサポートやサクセスの領域を超えた経験をたくさんさせてもらいました。(その分、失敗もしました笑)
11月下旬にはカタールW杯のために出発することも決まっていたし、9月下旬くらいから12月までの3〜4ヶ月はまさに駆け抜けた感覚だった。
自分自身、この変化に迫られてのアップデートではなく、より中長期的な視点でこの変化をポジティブな勢いに変えていけるような思考と視点で、自己をアップデート(時にはアンラーン)しながら、前に進んで行けたらと思っている。
3年ぶりの海外と、移動の多い年だった
今年は東京に4度も行ったし、京都や大阪を訪れる機会もあった。何よりもタイ、カタール、クウェート、ベトナムなど3年ぶりの海外はとても刺激の多いものだった。
11/25〜12/17まで24日間の3週間を超える旅は、やはり現地に行かないと味わえない空気、匂い、雰囲気、熱、異文化コミュニケーションが確かに存在し、良くも悪くも日本人であることを改めて突きつけられた。
普段自宅でリモートワークしていると、出社がないので、それはそれで快適だけど、やはり自ら外に出かけていくという越境精神は、心も身体も、逞しくしてくれる。
自宅でリモートワークが可能だからこそ、自ら赴ける場所を選べるときに、その自由度の高さと自由を感じることができる。
先に触れたように4月から仕事と学生の兼業が始まるため、おそらく海外などはなかなか行けなくなる可能性が高い。だからこそ、その限られた時間の中で、自ら飛び出していく精神は忘れずに、移動の質を追求していければと思っている。
フットボールの熱に触れた1年
最後に、フットボールに触れておきたい。
今年は4年に1度のワールドカップということもあり、フットボールに多く触れた年になった。
普段、Jリーグではアビスパ福岡を応援しているが、専らDAZN中心だったことが悔やまれる。福岡は苦しみながらもJ1残留を決めてくれた。30年目の節目となる2023年シーズもJ1の3年目としてシーズンを迎えることができるのは嬉しい。来年は少しでも現地で観戦したい。
次は、ワールドカップ。元々、森保さんの率いる日本代表のサッカーには、あまり興味を持てず、正直なところ、カタールW杯はそれほど楽しみではなかった。
今回は、同じグループに優勝経験のあるドイツ、スペインがいることで厳しい戦いが予想された。正直、4年のプロセスを振り返ってみても、結果が出るとは思えなかった。
しかし、蓋を開けてみると、ドイツに大逆転勝ちでまさかの白星発進。
コスタリカ戦では逆の意味で驚かされた。天国から地獄に落とされ、最後はスペイン、、、なんでコスタリカにせめて引き分けで終われなかったんだよ、、、時計の針を巻き戻したい衝動に駆られた。
終わったなぁと日本国中の人が思った中で行われたスペイン戦。
またしても死んだふり大作戦を発動させて、後半一気に逆転。ドイツに続き、スペインまでも死んだふり大作戦に飲み込まれてしまった。なんと予選をまさかまさかの1位通過!
結局、クロアチア戦は勝てそうで勝てなかったけど、とても残念で悔しい想いをした。現地で観たからこそ、強い日本を見たいと心から願うようになった部分が強い。
次は2026年までに約3年半。あっという間にきてしまうでしょう。
最後に、高校サッカーのことにも触れておきたい。
国見高校サッカー部が12年ぶりに全国の舞台に戻ってきた。小嶺さんが去ってから国見が弱体化し、全国に出られなくなって久しかった。
全国常連だった国見は、県内でもベスト8やベスト4に進むのがやっとという時もあったそうです。そんな中で、2018年から木藤監督が就任し、少しずつ新しい国見を作りあげて、5年かけて国見を全国の舞台に連れてきた。
小嶺さんが亡くなった年に、教え子が国見を全国に返り咲かせたのは、何とも感慨深い。初戦の北海高校(北海道)、2回戦の尚志高校の2試合をニッパツで応援することができた。
国見の選手は長髪になっていたし、サッカーのスタイルは変わっていなかったが、最後まで身体を投げ出して相手を自由にさせなかった。球際も厳しくて、国見の良さは決して失われていなかった。
国見は1/2にベスト16で、前回王者の青森山田と対戦する。
今年は、高校サッカー、Jリーグ、ワールドカップと色々なカテゴリのフットボールの熱さに触れさせてもらった1年だった。
そして、フットボールの価値とは何か?を改めて考えさせてもらう良い機会になったし、フットボールのある日常は、紛れもなく、幸福感がこそにあることを痛感した。
そして、仲間とともに勝利の喜びや楽しさだけではなく、負けた悔しさや辛さをも共有しあい、コミュニケーションを重ねていくからこそ、その価値は大きくなる。
日本にフットボールがより価値のある存在として成長し、根付くために個人として何ができるだろうか。そんなことも、少し考えさせてもらえた良い1年だった。
フットボールのある日常をもっと多くの人に、なんてことを考えながら来年もフットボールと、触れ合いたいと思っています。
最後に
あと少しで、2023年がやってくる。
私は30代の半ばまで、人生を諦めかけた時期があり、一方で自分の人生をそれでも捨てきれない想いを抱えていた辛い時期があった。
今回、大学院の受験をするにあたって、4000文字の学習計画書を苦しみながら書き上げた。その時、人生の棚卸しを改めて行った。
何もないと思っていた私の過去のキャリアにおいて、振り返ってみても、予想通り大したキャリアはほとんどなかったけれど、それでも確かな歩みを感じることが出来た。
その時々では1つの経験に過ぎなかったものが、Connecting the dotsのように、紆余曲折を経て、点が点と繋がり線のようになった瞬間を目の当たりにしたとき、すべて意味があったことだっただな、心から腑に落ちたのです。
そして、あの時々で、諦めずに、本当に投げ出さなくて良かったと自分自身にありがとうと言いたくなった。
無駄に思えるようなこと、意味がないように思えること、そのときにはそう感じられくても、丁寧に向き合ってきた過去の自分が、未来の自分を助けてくれることを教えられた。
だから、いま、絶対にこれがやりたい!というものがなくても、意味がないように思えることでも丁寧に、大切に、その瞬間瞬間を過ごして欲しいなと思うし、これからの自分にもそれを言い続けたいと思っている。
やっぱり自分自身を諦めてはダメなんだということを過去と現在の自分に教えてもらった1年でした。
来年はもっと忙しくなるけど、もっとウェルビーイングな1年にしていきたい。