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football

【2018J1第28節】3連勝を狙った長崎を前半45分で沈めた川崎の巧さ

こんにちは!へいちゃん(@kohei55net)です!

首位広島を猛追する川崎を、ホームに迎えた第28節。最下位長崎は名古屋、仙台に連勝してこの試合に挑みました。

結果的に、2-0で川崎が勝利したゲームを簡単にレビューしたいと思います。

ミスを繰り返しペースを握れなかった長崎

長崎は立ち上がりは悪くなかったと思います。前線からアグレッシブにボールを奪いに行っていたし、実際にボールも取れていました。

ただ、このゲームでは、長崎の心臓とも言える黒木も含めて、マイボールにした後のボールロストやミスなどのネガティブなシーンが目立ちました。

「変なミス」を招いて、自分たちでペースを壊して主導権を握るに至らない、というやつですね。

また、長崎はミスから川崎にチャンスを作られてしまうというシーンが何度も目立ちました。格上の相手に自分たちのミスで相手にチャンスを演出してしまうのは、やってはいけないことの1つですが、長崎はそれを序盤でけっこうやってましたね。

また、長崎がボールを持っていても、川崎のプレッシャーが早いので、カウンターにいくという機会を作らせないばかりか、ボールを奪取してそのままゴールまで運んでしまう川崎。

格下の長崎がやりたいことを、格上の川崎にやられてしまう、というクリティカルな事態が生まれてしまっていました。

狙われていた翁長とその背後のスペース

前半31分の川崎の攻撃をみて、0-0の時間をできるだけ長くするという長崎の狙いは、「難しいもの」だと感じました。

この動画の43秒からのシーンにご注目ください。

前半31分。川崎が中盤でボールを回している。この時点で長崎の最終ラインは5人。5人のうち、一番左サイドは翁長。

そこに家長がわざと中に絞るポジションをとって、翁長を中に絞らせる。すると、エウシーニョは、その外側でフリーのシチュエーションが生まれる。

中村がボールを中央で受けた「瞬間」に、エウシーニョは翁長の裏のスペースをめがけて走り出してます。

中村からエウシーニョに当然パスが出てきます。慌てた翁長は自分のマークである家長を捨てて、エウシーニョにケアするように切り替えるものの、時すでに遅し。

余裕でボールを受けたエウシーニョは、駆け引きでバイスを外してきた小林へラストパス。シュートはポストを叩き長崎は難を逃れたものの、完全に崩されたシーンでした。

川崎はこれをずっと意図的に狙ってました。2トップにしてきた意図の一部はそこに隠されていたと思います。

長崎も川崎の選手のポジションチェンジに対して、細かく修正は入れているんです。ただ、それ以上の早さで人が入れ替わってしまうので、対応がどうしても遅れてしまってます。

最初からエウシーニョをフリーにしてしまっているように「見えます」が、実際はこの動画には映っていない、数秒前のシーンで川崎がいくつかのポジションチェンジを繰り返し、最終的に川崎がエウシーニョがフリーマンにしてしまう動きがあります。

川崎、巧し

1点目のCKに繋がった川崎の攻撃の形は、根本的には同じ形からでした。エウシーニョをフリーで使えないとわかると、家長がスッと長崎の選手の間で受け直して、自分たちの有利な状況を作り出してしまう。それがCKに繋がり、川崎が先制点を取りました。

完全に崩された2点目

前半40分。川崎の2点目が生まれたシーン。

川崎の最終ラインでボールを持つ谷口から、左サイドの高い位置から低い位置に下りてきた車屋へパス。

その時に、飯尾がベタッと付いてきたので、飯尾の背後にスペースが生まれる。ボールを受けた車屋は、ダイレクトで憲剛にはたく。

この瞬間、川崎の登里はボールの行方を追いながら次のようなことを認知し、予測していました。

  • 飯尾の裏に広大なスペースが生まれようとしていること
  • このままフリーランニングでそのスペースに抜けると、大きなチャンスが生まれること
  • 中村憲剛からスペースでパスを受けるイメージ

登里からすると、ほとんど100%思い通りのプレーだったはずです。予測どおりに中村憲剛からパスを受けた登里は、深いところまで侵入せずにあえて切り返す動きを入れる。

遅れてきた田上はたまらず体の動きを変えるが、パスコースを限定することは出来ず。丁寧にボールを家長に渡した時には、長崎のDFからすると、完全に「視野の外」から家長が現れた状況になりました。

川崎相手に前半で2点のビハインドを追った時点で、長崎にとっては勝点の望みがほぼ潰えた状況になってしまいました。

まとめ

全体的にこのゲームでは、残念ながら長崎から積極性やアグレッシブさみたいなものを感じるシーンが少なかったです。

3日前に行われた同じ川崎から勝点1をもぎ取った湘南の方が、攻守において積極的に戦っていた場面が多かったのが対照的でした。

長崎の良さを出すためには、「自分たちがよく戦えている状況」を自分たちで作り出すことで、さらにアグレッシブさが生まれてくるという面があります。

それが前提であり、条件でもあります。

よって、今日のゲームのようにボールロストしたり、ミスが続くと、その前へのエネルギーみたいなものが「減退」していきます。

それがチームに蔓延すると、「うーん、今日は全体的に良くないな・・・」という心理面がプレーに顕著に表現されてしまうようになります。

川崎の選手はほとんど平常心でやれていたと思います。逆を返せば、長崎は川崎をイライラさせたり、挑発して冷静さを失わせるようなことがほとんど出来なかったことで、精神的にいつも通りにプレーさせてしまった。

ダーティーに戦う必要はないですが、圧倒的に格上の相手に対して、あまりにもナイーブだった長崎、という印象のゲームでした。

泣いても笑っても残り6試合。とにかく切り替えて次の神戸戦で良い結果を残せるようにしていくしかないですね。

神戸も状態は悪いので、最低でも勝点1は拾いたいところですね。

ABOUT ME
kohei55
「サッカーだけじゃない!」ブログ管理者。サッカー、習慣化、長期投資、コミュニケーションなどのテーマで幅広く書いています。