こんにちは!
「良い習慣が良い人生を創る」と信じて疑わない私ですが、自分にとって良い習慣を身につけるために、日頃から習慣に関するインプットも続けています。
今日はやっぱり「習慣って偉大だな」と感じさせる本と出会いました。
「習慣が10割」という本です。紹介します。
著者は、15年で50000人を実践的なトレーニング、研修、セミナーなどを通じて、多くの人の人生を変えてきた吉井雅之(よしいまさし)さん。
この本では、「習慣が10割」の主張通り、いかに人生において習慣が大切なのか、を丁寧な文章で紹介されています。
早起き、ダイエット、筋トレ、部下育成などの良い習慣を継続し、一方でギャンブル、喫煙、暴飲暴食などの悪い習慣を断ち切るためのコツやヒントが凝縮されていて、サラリと読めて、かつ実践的な本ですね。
本の中で印象的だった言葉を紹介します。
習慣の作り方の重要性
習慣が続かないのは、意志が弱いからではなく、習慣の作り方を知らないから。
私も早寝早起きを続けているので痛感するけど、本当に続かなくなる時があります。
「あーやっぱり無理だー」になってしまいがち。
それでも一度、小さな習慣をコツコツ続けてこれた人は、それを乗り越えていけます。一度経験しているので、「習慣の作り方」を知っているんですね。
生まれ持った才能の差ではない。学校には、成績の良い子と悪い子がいるが、それは「コツコツと勉強をする習慣のある子」と「コツコツと勉強をする習慣のない子」がいるだけ。
著者は、そう言っています。
でも・・・
習慣で人生が変わる
習慣によって人生が大きく変わった人たちを数え切れないほど見てきました。
著者はこれまで会社経営者から、一般の会社員、学生や子どもたちまで、のべ5万人の人たちに習慣の作り方を教える中で、習慣で人生を変えていった人たちを多く見てきた、と言っています。
それまで自分に自信が持てなかった人たちが、習慣の作り方を身につけていくことで、大きく人生を開花させていったそうです。
だからこそ、「習慣にはとてつもない力がある」と断言されています。
今の自分は過去の自分が作っている
「今の自分」は過去の習慣でできている。
この言葉は、正直自分にとって痛すぎる言葉ですね。。。
過去を振り返ると、自分は、なにか上手くいかないことがあった時に、どこか自分以外の周りの人のせいや環境のせいにしてました。
でも、うまくいかない自分も含めて、その自分を作り上げたのは紛れもない自分自身だということです。
「過去の言葉や行動、思考など、1つ1つの積み重ねが今の自分を作り上げてきた」
著者はそのように仰っていて、私も完全に同意します。
能力の違いを口にする前にやるべきことがある
「人に能力の差はなし。あるのは、習慣の差」だけである。
この言葉について本の中で、「売れる営業マン」と「売れない営業マン」で説明しているのですが、結果の差を生んでいるのは、「心からの笑顔」があったかどうか、だけだと言っています。
もちろん、それだけではない、と否定する方もいらっしゃるかもしれません。
著者もおそらくですが、それは分かっていて、トークスキルやプレゼン能力など他にも多くの能力が必要なのは分かっている。
それでも「断られることが当たり前」の営業の仕事の中で、
断られても断られても、売れても売れなくても、毎日笑顔で営業する習慣を持っていたかどうか
この習慣を持っていない営業マンは、売れないと、顔から表情がなくなり、どんどん自信を失い、結果がついてこない、と仰ってます。
これはすごく分かりますね。結果が出たから笑顔、ではなく、どんな結果であっても、いつも笑顔でやれる人は、遅かれ早かれ結果って付いてきます。
小さいことの積み重ねが人生を変える
何かを習慣化できたという実績が、あなた自身を変えてくれる
これは私も早寝早起きを続ける中で、同じように実感したことです。
重要なのは、「何を続けるか」ではない。続けることそのものに、とてつもない勝ちがあるのです、と本の中で書かれています。
どんな小さなことでも1つ続けていくとやがて習慣になり、その人にとっての当たり前のことになる。
1つ続けられたことが、その人にとってのとてつもない価値となり、自信となるということです。
あのイチローも同じことを言っています。
小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。
まとめ
この「習慣が10割」という本ですが、全部で5章の構成になっています。
- 習慣がすべてを決めている
- 習慣の正体
- 習慣のポイント
- 脳にアプローチして強力な習慣を作る方法
- テーマごとに習慣の作り方
この本には、習慣が続かない理由や、習慣を作る以前の話、また習慣をより強固なものにしていくためのコツやノウハウなども詳しく書かれています。
それでいてさらっと読めるので、何か習慣を作りたいけど、なかなか続かないなぁ~という方はぜひご覧になってみてください。
オススメの一冊です。