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football

【2019年Jリーグ】外国籍選手枠・AFC枠撤廃と日本サッカーの未来

こんにちは!へいちゃん(@kohei55net)です!

2019年のJリーグでは、「外国籍選手枠」が変更されることが決まっていますが、2018年との比較や、アジア枠、Jリーグ提携国枠についても詳しく見ていきたいと思います。

読み終わった時に、ざっくりとJリーグの外国籍選手枠の概要やイメージが湧いてくれるといいなと思っています。

2018年をおさらい

まず、2018年のヴィッセル神戸を例に、これまでがどうなっていたかを振り返っておきます。

2018年8月26日、対横浜FM戦で「外国籍選手」が6人同時にピッチに立ったことが大きな話題になりました。

アンドレス・イニエスタ(スペイン)、ルーカス・ポドルスキ(ドイツ)、ウェリントン(ブラジル)、キム・スンギュ(韓国)、テーラトン(タイ)、アフメド・ヤセル(カタール)

まさに多国籍チームです。

Jリーグは3人までしか外国籍選手が同時にピッチに立つことが出来なかったことから大きな注目を浴びました。

ヴィッセル神戸は6人、つまり11人のうち過半数以上が「外国籍選手」となった、Jリーグ初のクラブとなりました。

実は、からくりはこうです。

確かに「外国籍選手」はピッチに3人まで立つことしか出来ませんが、2018年のJリーグには「外国籍枠」とは別に、「AFC枠」と「Jリーグ提携国枠」というものが存在しており、その枠に登録された選手は、外国籍選手とは見なされません。

よって、同時に6名の外国籍選手がピッチに立つという現象が起きました。

2018年までは、外国籍選手の登録は最大5名まで、試合の出場は3名までとなっておりました。

なので2018年までは、外国籍「3」+AFC枠「1」+提携国という内訳でした。

外国籍枠

アンドレス・イニエスタ(スペイン)
ルーカス・ポドルスキ(ドイツ)
ウェリントン(ブラジル)

AFC枠

キム・スンギュ(韓国)

アジアサッカー連盟(AFC)加盟国の国籍を有する選手については、1 名を上限として試合に出場が可能。

提携国枠

テーラトン(タイ)
アフメド・ヤセル(カタール)

Jリーグ提携国とは、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタールの国籍を有する選手は、外国籍選手と見なされず試合に出場が可能。

Jリーグの試合実施要項によると、2016年までJリーグ提携国として2名が上限となっていたが2017年からは人数の制限はなくなっている。

Jリーグ・2019年の外国人選手枠の内容

選手登録は無制限

2018年までとの一番の変化は、「外国籍選手枠」の登録数が無制限になったこと。

とはいえ、何人でも良いというわけではなく、現行の日本サッカー協会のプロ契約制度で、報酬に上限のない契約ができる「A契約」は1チーム25名までと決められています。

よって、最大人数としては、25名までとなります。

昨年までは、登録人数が5名が上限だったことを考えると、「実質制限人数なし」についてはJリーグは大きく舵を切った、と言えます。

大きな変更点
  • 選手登録:J1~J3まで制限なし
  • 試合出場:J1は5名、J2/J3は4人が上限
  • 試合エントリー(ベンチ入り):同上

外国籍選手は同時に5名出場可能で、AFC枠がなくなる。

もう1つの大きな変化は、2018年までは外国籍選手は同時に3名しか出場できなかったのに対して、2019年からは5人まで外国籍選手が出場が可能になりました。

しかし、2019年からはAFC枠がなくなりました。

2018年までは、「3」(外国籍枠)+「1」(AFC枠)+提携国でした。

2019年は、「5」+提携国枠になったので、実質的には外国籍選手はプラス1枠というイメージですね。

改めてヴィッセル神戸を例に取ると、2019年はどうなるでしょうか。2018年はこのメンバーが同時にピッチに立ちました。

・アンドレス・イニエスタ(スペイン)
・ルーカス・ポドルスキ(ドイツ)
・ウェリントン(ブラジル)
・キム・スンギュ(韓国)
・テーラトン(タイ)
・アフメド・ヤセル(カタール)

2019年はどうなるでしょうか。
ティーラトンとヤセルは、期限付き移籍でしたので所属元クラブにも復帰。2019年は神戸でプレーしません。

同時にプレーできるのは、この5人+提携国枠のみ。ただし、登録できる外国籍選手枠は上記に書いたとおり、25名まで登録できるので、神戸はさらに数名の外国籍選手を補強するかもしれません。

2018年まではキム・スンギュが「AFC枠」だったので、去年までのルールならば以下のメンバーに1名だけを追加できたことになります。

2019年からはその制限がなくなったのが大きいですね。

・ダビド・ビジャ(スペイン)
・アンドレス・イニエスタ(スペイン)
・ルーカス・ポドルスキ(ドイツ)
・ウェリントン(ブラジル)
・キム・スンギュ(韓国)

提携国枠の選手がいなくなったので、数名補強するかもしれませんが、正直なところ提携国枠の選手のレベルは、「外国籍選手枠」に比べると劣ってしまうのが現状です。

ティーラトンやヤセルについても、どうしても欲しい選手なら神戸も完全移籍で獲得したはずなので、2019年は別の提携国枠の選手が加入するかもしれません。

日本人選手の育成

このように2019年からは資金のあるクラブは外国籍選手の獲得、登録が可能になりました。

一方で心配されるのが、「日本人選手は育つのか?」です。

これに対してJリーグは、ホームグロウン制度なるものを作りました。これは簡単に言うと、自クラブで育てた選手を最低何名登録してください、というものです。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

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Jリーグが、「外国籍選手枠の撤廃」と「ホームグロウン制度」を同時にリリースしたのは、Jリーグの国際的な競争力をグローバルとローカルの両面から考慮したものだと思います。

サッカーは、単純にネームバリューのある外国籍選手を揃えれば簡単に勝てるほど単純なスポーツではないという前提の上で、Jリーグが日本サッカーの強化のために創られた部分を考慮すると、最終的な利益が日本サッカーや日本代表に還元されなければなりません

ホームグロウン制度は、その部分を少しでも担保していくためのものだと理解しています。

私はこの記事にも書いたように、ホームグロウン制度がよりJリーグの成績とリンクした仕組みになっていく方向性が望ましいと思っています。

自クラブで育て上げた選手が、より良い成績を残した場合に、Jリーグから分配金が傾斜配分される仕組みになれば、もっと育成にお金が流れてより良い育成環境の構築に貢献できる、と考えるからです。

外国籍選手枠の撤廃とホームグロウン制度のリリースは、JリーグからのJクラブに対しての「クラブ哲学」を確立せよ、のメッセージだと理解しています。

2017年シーズンからDAZNと手を組んだJリーグは、いま凄まじい勢いで変化の波にさらされています。

ますますJリーグは変化、発展していくと思います。

ABOUT ME
kohei55
「サッカーだけじゃない!」ブログ管理者。サッカー、習慣化、長期投資、コミュニケーションなどのテーマで幅広く書いています。